小川病院では、
糖尿病/物忘れサポートチーム(Diabetes/Dementia Support Team;DDST)を立ち上げて、鳴門地区の糖尿病/認知症患者の減少と地域への情報発信を目的に、『糖尿病/物忘れ教室』を月1回開催しております。
平成29年9月からは、当院に「糖尿病/物忘れセンター」を設置し、これからも、糖尿病/物忘れサポートチーム(DDST)が運営して参ります。
皆様のおかげで糖尿病教室が今回で30回目を迎えました。記念すべき30回目の糖尿病教室では、4月12日(金)に当院非常勤医師の上田先生より、公演させて頂きました。多数の方に参加頂き感謝申し上げます。
写真は、教室風景
(担当講師 糖尿病専門医 上田 圭介先生)
2型糖尿病患者が認知症を発症するリスクはおよそ2倍あると言われています。インスリン抵抗性(インスリンが分泌されても、筋肉などにとりこまれず、血糖値が下がらない事)がある事によりアルツハイマー病の発症、進展を促してしまう中、どうすれば認知症を予防することができるのでしょうか。
認知症を予防する3つのポイントは、①運動 ②食事 ③社会活動に参加をする事です。心掛けて認知症にならない生活を送りましょう。
コグニサイズ
また、講演中にはコグニサイズ(メディアや様々な地域で多く取り入れられています)を行いました。
コグニサイズとは、国立長寿医療研究センターが開発した運動と認知課題(計算、しりとりなど)を組み合わせた、認知症予防を目的とした取り組みの総称です。
写真は足立先生の指導の様子です